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June 21, 2005

ファンを無視!異例14台ボイコット/F1

(日刊スポーツ 6月21日付)

F1米国GP(決勝19日・インディアナポリス・モータースピードウエー)
で、異例の「ボイコット騒動」が起きました。

ミシュランタイヤ使用の、7チーム14台が事故を回避するため、
フォーメーションラップだけで意図的にリタイア。
ミシュラン社が、オーバルで安全性を保証できないとして、
タイヤ交換や複合コーナーの設置を求めたが、国際自動車連盟(FIA)に却下。
結局、レースはブリヂストンタイヤ使用の3チーム6台だけで行われ、
ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)が今季初勝利(通算84勝)。

米モータースポーツの聖地が騒然となりました。
フォーメーションラップ後、ミシュラン勢14台が次々とピットイン。
BARホンダなど7チームは、マシンを車庫に収めて棄権。
スタート位置についたのは、フェラーリ、ミナルディ、ジョーダンのわずか6台。
大観衆は次第に怒り出し、コースにペットボトルやコップが投げ込まれました。

17日のフリー走行で、トヨタのラルフ・シューマッハーら事故が多発。
ミシュラン社は、タイヤに負担がかかるオーバルのバンクで
「安全性を保証できない」と異例の通達を出し、FIAに規定外のタイヤ交換を要請。
これが却下されると、スピード抑制のシケイン設置を要求。
公平性を欠くと主張するフェラーリと対立、開始10分前まで協議が続き、これも却下。
結局、7チームは、フォーメーションラップ後に棄権を選択。

昨年の表彰台のBARホンダ・佐藤は、
「最後の1秒まで問題解決を待った。ファンにすごく申し訳ない」と。
安全性優先とはいえ、ファン無視といえる異例の事態。
ミシュラン勢は、ファンに謝罪の共同声明を出したが、大きな「代償」を払いそうです。

これは、ミシュラン社の明らかなミス。
プロフェッショナルとは言えない出来事です。
去年も同じ会場で行われているのに、レース当日にこのような失態を演じるとは。
安全性を保てないようなタイヤを作る方がおかしい。
以前からミシュランタイヤの耐久性に問題があったのに、改善されず。

去年の日本プロ野球のスト、NHL米国プロアイスホッケーの今季完全スト、など
他スポーツでもファンを無視した行為がなされています。
競争力を高めると同時に、安全性を高め、ファンを大切にすることのが、
本当のプロフェッショナル集団であると思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000022-nks-spo

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